うみのいえの基盤となる古民家の改修を、着々と進めています。
特に水回りである台所・風呂・トイレ・洗面は1ヶ所にまとめるため、その場所は間取りも大幅に変えることに。
既存の外壁も、ボロボロだし窓なども付け替えるしで、いったん壊すことにしました。

この家の外壁・内壁は、基本的に小舞壁と言われる、竹・藁・土でできた自然素材のものです。

このように、竹や草(葦)で格子状に壁を組んで、それを挟むように荒壁土(粘土にワラを混ぜて熟成させたもの)塗り込んで作る、昔ながらのやり方です。

この壁を、みんなでひたすら剥がす!

たまたまこの日はお手伝いの皆さんがたくさん来てくれて、あっという間に柱だけになっていきました!

そして、荒壁土のすごいところは、それをまた壁土として再利用できる、ということ。
しかも、新しい壁土よりも強度が出るらしいのです。
再利用もできるし、処分するにしても全て自然に還るもののみ。古民家の魅力を再確認しました。

ということで、こんな形で保管して、新たな壁づくりに備えています!

新たな壁は、皆で竹を編んだり土を塗ったり、左官職人から学びながら進めたいなと計画しています。