暮らしを自分たちの周りの資源を営もうとしたとき、近くにある山からの天然資源は魅力的です。
うみのいえでは、建物や道具の材、薪や炭といったエネルギー、山菜や獣などの食材を、(少し前の日本人がそうしていたように)里山から調達していきます。

また、里山は、資源確保の場所だけでなく、里村(人間界)と奥山(動物界)の境界でもあります。
よって、ヒトの持つ身体能力や本能的感覚を解放(遊びや芸術)する場、ヒトが自然を知る(自然科学の)教育・学びの場、としての可能性も探ります。